2009/11/28
南摩ダム跡地の活用法
久しぶりの更新です。
いや〜今月は公私ともに忙しくて、全然記事が書けませんでした。
毎月最低4回の更新を目標にしてきましたが、あと1回書けるか自信がありません。
でも、多忙さのピークが過ぎましたので、少しずつペースを戻したいと思います。
さて、今日は再びダム問題を考えてみます。
沖縄の米軍基地移転問題や、「事業仕分け」のほうに関心が移ったせいか、
あれほど騒がれたダム見直しについては、あまりマスコミの話題に上らなくなったような気がします。
しかし、来年度予算の編成時期でもありますので、次の動きがそろそろあるのではないでしょうか。
ということで、今回は少々気が早いかもしれませんが、
南摩ダムが中止されたあとのことを考えて見たいと思います。
まだ中止と決まったわけではないのに何故?と思われるかもしれません。
「鹿沼のダム」サイトの新着記事「ダム推進派による見直し」を読むと、
民主党が発足させるダム見直しを検討する有識者会議の顔ぶれが
ダム推進派の学者ばかりだということも判明しています。
ですから、このまま各地のダムがすんなり中止になるというのは、
あまりにも楽観的だという気もします。
しかし、ここはあえて南摩ダムが中止されることを前提に、記事を書いてみます。
理由は、これまでの記事で散々書いてきましたので、いまさら繰り返しませんが、
私が南摩ダム建設に反対だからです。この事業に利はありません。
ですから、ダム中止後に何をすべきなのか、考えてみた次第です。
きっかけは、先日、こういう話を聞いたことでした。
今、西大芦の漁協の方々が、ニッコウイワナの復活に取り組んでおられます。
そして、漁協の方から聞いた話では、昔、といっても昭和前半ころまでの話ですが、
ニッコウイワナは大芦川の上流には、どこでも普通にイワナが生息していて、
炭焼きで山にこもる人々の食料として利用されていたそうです。
それが、高度成長期に入り、砂防ダムや堰堤があちこちに作られるとともに、
お口の山の雑木林を伐採して針葉樹を植林していった結果、
イワナが激減し、ほぼ壊滅状態になってしまいまいた。
イワナは、水棲昆虫や木々から落下する無視を食料としているため、
針葉樹の植林によって餌が少なくなるとともに、河川工事で遡上できなくなったため、
激減したということです。
西大芦漁協では、上流を禁猟にするとともに、イワナが産卵しやすいような「産卵床」を作るなどして
イワナの復活に取り組んでおられます。
このように、河川改修や植林によって、
貴重な自然環境や生態系が、失われる場合があることがわかります。
そこで考えたのですが、南摩ダムの建設地は、
「南摩ダム・上南摩にて」に掲載されている写真を見てもわかるように、
ダム本体や導水路などの本体工事は着手されていないものの、
取り付け道路工事や、聖地工事などが進み、
水没面から下の樹木は伐採され、かつて村が存在していたた面影は薄くなっています。
もし、今からダムを中止したとしても、再び昔の村に戻すことは難しいでしょう。
しかし、考え方を変えて、こういう案はどうでしょうか。
伐採された山には、あえて広葉樹(雑木)を植えるのです。
つまり、雑木林の再生を目指すのです。
広葉樹による雑木林の方が、植林された針葉樹林よりも保水性が高く、
多様な生物環境が存在するためにも優れていることは、ここで言うまでもありません。
ただ、これまでは、針葉樹林の方が林業生産物として価値が高かったために、
全国どこでも杉・ヒノキばかりが植林され、広葉樹林は減っていったのです。
でも、今は、安い外材に押されて国内の林業は停滞しています。
しかも、上南摩のダム予定地は、国が買収してしまったので、
そこに広葉樹を植えたとしても、損をする住民はいません。
ですから、私は南摩ダムの予定地に、広葉樹を植えることで、
多様な自然環境を再生することを提案します。
さらに、そうした自然環境を学ぶための散策路や観察小屋、
そして地元の人の協力も得て、自然体験のできる場所も作ります。
また、一部には針葉樹も植え、そこは林業後継者育成の研修場所とします。
ハーベストセンターは、ダム中止になるとお流れになりそうですが、
それに代わるものとして、自然を活かした政策として考える余地もあると思います。
もちろん、植林した山が育ち、多様な生態系が復活するまでには、
多くの年月が必要でしょう。
管理の問題や、費用負担の問題もあるでしょう。
私はそうした専門家ではありませんので、それらを試算して提案したわけではありません。
でも、ダムを建設することで失われる環境と、
将来の世代にまでのしかかる負担、
そしてなによりも、こうした試みをすることで、
鹿沼市が、全国に向けて、そして世界に向けて
「環境再生のまちづくり」をアピールできると思います。
佐藤市長の掲げる「花と緑と清流のまち」にも、ぴったりの政策だと思いませんか?
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いや〜今月は公私ともに忙しくて、全然記事が書けませんでした。
毎月最低4回の更新を目標にしてきましたが、あと1回書けるか自信がありません。
でも、多忙さのピークが過ぎましたので、少しずつペースを戻したいと思います。
さて、今日は再びダム問題を考えてみます。
沖縄の米軍基地移転問題や、「事業仕分け」のほうに関心が移ったせいか、
あれほど騒がれたダム見直しについては、あまりマスコミの話題に上らなくなったような気がします。
しかし、来年度予算の編成時期でもありますので、次の動きがそろそろあるのではないでしょうか。
ということで、今回は少々気が早いかもしれませんが、
南摩ダムが中止されたあとのことを考えて見たいと思います。
まだ中止と決まったわけではないのに何故?と思われるかもしれません。
「鹿沼のダム」サイトの新着記事「ダム推進派による見直し」を読むと、
民主党が発足させるダム見直しを検討する有識者会議の顔ぶれが
ダム推進派の学者ばかりだということも判明しています。
ですから、このまま各地のダムがすんなり中止になるというのは、
あまりにも楽観的だという気もします。
しかし、ここはあえて南摩ダムが中止されることを前提に、記事を書いてみます。
理由は、これまでの記事で散々書いてきましたので、いまさら繰り返しませんが、
私が南摩ダム建設に反対だからです。この事業に利はありません。
ですから、ダム中止後に何をすべきなのか、考えてみた次第です。
きっかけは、先日、こういう話を聞いたことでした。
今、西大芦の漁協の方々が、ニッコウイワナの復活に取り組んでおられます。
そして、漁協の方から聞いた話では、昔、といっても昭和前半ころまでの話ですが、
ニッコウイワナは大芦川の上流には、どこでも普通にイワナが生息していて、
炭焼きで山にこもる人々の食料として利用されていたそうです。
それが、高度成長期に入り、砂防ダムや堰堤があちこちに作られるとともに、
お口の山の雑木林を伐採して針葉樹を植林していった結果、
イワナが激減し、ほぼ壊滅状態になってしまいまいた。
イワナは、水棲昆虫や木々から落下する無視を食料としているため、
針葉樹の植林によって餌が少なくなるとともに、河川工事で遡上できなくなったため、
激減したということです。
西大芦漁協では、上流を禁猟にするとともに、イワナが産卵しやすいような「産卵床」を作るなどして
イワナの復活に取り組んでおられます。
このように、河川改修や植林によって、
貴重な自然環境や生態系が、失われる場合があることがわかります。
そこで考えたのですが、南摩ダムの建設地は、
「南摩ダム・上南摩にて」に掲載されている写真を見てもわかるように、
ダム本体や導水路などの本体工事は着手されていないものの、
取り付け道路工事や、聖地工事などが進み、
水没面から下の樹木は伐採され、かつて村が存在していたた面影は薄くなっています。
もし、今からダムを中止したとしても、再び昔の村に戻すことは難しいでしょう。
しかし、考え方を変えて、こういう案はどうでしょうか。
伐採された山には、あえて広葉樹(雑木)を植えるのです。
つまり、雑木林の再生を目指すのです。
広葉樹による雑木林の方が、植林された針葉樹林よりも保水性が高く、
多様な生物環境が存在するためにも優れていることは、ここで言うまでもありません。
ただ、これまでは、針葉樹林の方が林業生産物として価値が高かったために、
全国どこでも杉・ヒノキばかりが植林され、広葉樹林は減っていったのです。
でも、今は、安い外材に押されて国内の林業は停滞しています。
しかも、上南摩のダム予定地は、国が買収してしまったので、
そこに広葉樹を植えたとしても、損をする住民はいません。
ですから、私は南摩ダムの予定地に、広葉樹を植えることで、
多様な自然環境を再生することを提案します。
さらに、そうした自然環境を学ぶための散策路や観察小屋、
そして地元の人の協力も得て、自然体験のできる場所も作ります。
また、一部には針葉樹も植え、そこは林業後継者育成の研修場所とします。
ハーベストセンターは、ダム中止になるとお流れになりそうですが、
それに代わるものとして、自然を活かした政策として考える余地もあると思います。
もちろん、植林した山が育ち、多様な生態系が復活するまでには、
多くの年月が必要でしょう。
管理の問題や、費用負担の問題もあるでしょう。
私はそうした専門家ではありませんので、それらを試算して提案したわけではありません。
でも、ダムを建設することで失われる環境と、
将来の世代にまでのしかかる負担、
そしてなによりも、こうした試みをすることで、
鹿沼市が、全国に向けて、そして世界に向けて
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テーマ:
政治・地方自治・選挙 -
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政治・経済






