2008/03/15
中心市街地再生の鍵
2日ぶりの更新になってしまいました。
毎日ご覧いただいている方には、申し訳ございませんでした。
アクセスカウンターによると、
毎日30〜50件程度だったアクセスが、
ここ二日ばかりは、70件を超えるまでに増えています。
実は、なかなか記事が書けずに苦心していたのですが、
皆さんの市長選挙への期待が高まっていることが、
このブログへの、アクセス増加につながっているのだと感じています。
管理人としても、身の引きしまる思いで受け止め、
頑張って記事を書きたいと思います。
ところで、先日の読売新聞栃木版に、
松井市議が出馬を断念した、という記事が掲載されました。
先日「飛ばし」記事を掲載した読売ですし、
今回も他の新聞が全く後追いをしないことから考えると、
あまり信用するのも尚早かと思います。
このブログとしては、しばらく様子を見守りたいと思います。
さて、今回から、どのような鹿沼市をつくっていったらよいか?
について書いていきたいと思います。
1回目の今回は、中心市街地の活性化についてです。
ジャスコ跡地利用問題のところでも触れましたが、
鹿沼の中心市街地の空洞化は、誰もが認めるところだと思います。
車社会にともなうドーナツ化現象、
大型店舗の出店と在来小売店の衰退、
商業構造の変化など、衰退の原因は、
日本中のどこの都市にも共通したものでしょう。
加えて鹿沼市の場合、宇都宮という大商業圏が近いため、
衰退に拍車がかかっているのだと思います。
そして、商売をやめてシャッターを下ろした家ばかりが目立つようになり、
そうした家も、いつの間にか更地になっていたりしています。
こうした現状を何とかしようと、これまでも様々な取り組みがされてきました。
でも、衰退はとどまるところを知りません。
先日、市街地で商売を営んでいる若手経営者の方と
お話をする機会がありました。
その人も中心市街地の空洞化には、大変大きな危機感を持っているのですが、
こんなお話を伺いました。
「商業活性化という名目で、国や件や市から、
毎年いろいろな補助金の話しがあるんだよね。
そして、今年はこんな補助金がもらえるから、
何かやってみなくちゃ、といった具合に、
街路灯を変えてみたり、
歳末セールをやってみたり、
商品券をつくってみたりと、毎年毎年繰り返しているんだけど、
効果がよく分からないうちにどんどん商店街は衰退していって、
今の状態になっちゃってるんだよね。」
要は、中心市街地を活性化するには、どんなまちづくりを目指すのか?
といたポリシーをつくることも無く、
ただ漫然とお金をばら撒いているだけ、
というのが現状のようです。
そして、こうした政策を決めていく商店連合会の役員は、
昔から同じような顔ぶれで、新しい人の意見が反映されることは少ないと言います。
なるほど、と思いました。
そして、ジャスコ跡地の問題を取り上げたときにも思いましたが、
中心市街地を、どのような街にしていったら良いのか、
その考えが無いままに、事業を進めても仕方がないなと思います。
では、どのような街を目指したらよいのか?
ということですが、私は思い切って中心市街地は、
「商店街」として生き残ることを止めてしまったほうが良いのでは、。
と、思います。
誤解を招かないように言っておきますが、
中心市街地に「商店」が必要ない、とは思いません。
しかし、昔のように食品、衣料、雑貨、家庭用品などの小売店が軒を並べるような
いわゆる「商店街」を再生するのは、今の時代では無理だと思うのです。
実際、そうした商店の多くは苦戦し、姿を消しています。
しかし、そうした中でも、独自性の高い商品を扱う店や、
評判の飲食店などは、しっかりと生き残っています。
美味しい和菓子の店、
路地裏のオシャレな喫茶店、
伝統的な品物を売るお店、
それぞれ思い浮かぶお店があるでしょう。
それらの店は、大型店やチェーン店では決してできない品揃えや空間を提示して、
しっかりと客をつかんでいるのです。
そうした店が生き残り、さらに増えていけば、
中心市街地の商業は、それだけでも十分だと思います。
では、それ以外の部分はどうするのか? についてですが、
私は、中心市街地は、「商業の街」カら「住みよい街」に変えていくべきだと思います。ここで言う「住みよい街」とは、
居住環境にすぐれた街、と言い換えても良いでしょう。
つまり、行政・教育・文化の中心地であるということです。
中心市街地は、すでに行政の中心地としての機能は持っています。
教育については、学校教育は行政に付随していますので、問題ないでしょう。
とすると、鍵になるのは、社会教育と文化の面、ということになります。
そしてそれは、鹿沼に優秀な人材を確保する鍵にもなるものです。
分かりやすく言うと、こういうことです。
現代の先端産業といえば、ハイテク産業や新しいサービス産業だと思います。
例えば、コンピューターソフトの開発者、医師、エンジニア、セラピスト、アーティスト、
デサイナー、シェフなどが考えられます。
そうした産業の育成には、優秀な人材の確保が重要ですが、
彼らは所得も高く、洗練されたライフスタイルや、高度なサービス、文化的な環境を望みます。
したがって、そうした才能ある人々が住みたくなるような街をつくる事を考えなければなりません。
それは、文化的な刺激に満ちた街であり、創造的な能力を発揮できる街ということになります。
また、これからは団塊世代の退職者が大量に発生します。
彼らが第二の人生を送る場所として、
文化的で居住環境の良い街を提示することで、
定住者を増やしていく事が出来るはずです。
「定年後に田舎に住みたい」という都会人は多いようですが、
東京などの大都会に住んだ人からみれば、
鹿沼の中心街は、立派な「田舎街」です。
そこが、ただの田舎街ではなく、
文化的な香りと、歴史や自然を感じさせる場所であれば、
十分アピールできると思います。
そして、文化的な街づくりの鍵は、
図書館とミュージアム(博物館・美術館)、そして文化会館だと思います。
この中で鹿沼市に無いのは博物館です。
「第5次総合計画」には、「まちなか歴史博物館」という構想が書かれていますが、
これの問題点については、項をあらためて書きたいと思います。
ともあれ、鹿沼の中心市街地は、その立地条件の良さを活かして、
もっと定住者を増やすようなまちづくりをするべきです。
歴史的なたたずまいがあり、
路地裏の文化が息づき、
オシャレなお店や、美味しいお店が点在する。
役所にも近く、情報も入りやすい。
文化的な刺激にも満ちている。
そして、少し足を伸ばせば素晴らしい自然環境がある。
東京へも宇都宮へもアクセスが良い。
どうですか?
住みたくなってきたでしょう?
そうした街をつくるために、ほかにどんな事が考えられるか
みんなで考えてみませんか?
アイデアはどんどん出てくると思います。
どうぞ、ご意見をお寄せください。
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アクセスカウンターによると、
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ここ二日ばかりは、70件を超えるまでに増えています。
実は、なかなか記事が書けずに苦心していたのですが、
皆さんの市長選挙への期待が高まっていることが、
このブログへの、アクセス増加につながっているのだと感じています。
管理人としても、身の引きしまる思いで受け止め、
頑張って記事を書きたいと思います。
ところで、先日の読売新聞栃木版に、
松井市議が出馬を断念した、という記事が掲載されました。
先日「飛ばし」記事を掲載した読売ですし、
今回も他の新聞が全く後追いをしないことから考えると、
あまり信用するのも尚早かと思います。
このブログとしては、しばらく様子を見守りたいと思います。
さて、今回から、どのような鹿沼市をつくっていったらよいか?
について書いていきたいと思います。
1回目の今回は、中心市街地の活性化についてです。
ジャスコ跡地利用問題のところでも触れましたが、
鹿沼の中心市街地の空洞化は、誰もが認めるところだと思います。
車社会にともなうドーナツ化現象、
大型店舗の出店と在来小売店の衰退、
商業構造の変化など、衰退の原因は、
日本中のどこの都市にも共通したものでしょう。
加えて鹿沼市の場合、宇都宮という大商業圏が近いため、
衰退に拍車がかかっているのだと思います。
そして、商売をやめてシャッターを下ろした家ばかりが目立つようになり、
そうした家も、いつの間にか更地になっていたりしています。
こうした現状を何とかしようと、これまでも様々な取り組みがされてきました。
でも、衰退はとどまるところを知りません。
先日、市街地で商売を営んでいる若手経営者の方と
お話をする機会がありました。
その人も中心市街地の空洞化には、大変大きな危機感を持っているのですが、
こんなお話を伺いました。
「商業活性化という名目で、国や件や市から、
毎年いろいろな補助金の話しがあるんだよね。
そして、今年はこんな補助金がもらえるから、
何かやってみなくちゃ、といった具合に、
街路灯を変えてみたり、
歳末セールをやってみたり、
商品券をつくってみたりと、毎年毎年繰り返しているんだけど、
効果がよく分からないうちにどんどん商店街は衰退していって、
今の状態になっちゃってるんだよね。」
要は、中心市街地を活性化するには、どんなまちづくりを目指すのか?
といたポリシーをつくることも無く、
ただ漫然とお金をばら撒いているだけ、
というのが現状のようです。
そして、こうした政策を決めていく商店連合会の役員は、
昔から同じような顔ぶれで、新しい人の意見が反映されることは少ないと言います。
なるほど、と思いました。
そして、ジャスコ跡地の問題を取り上げたときにも思いましたが、
中心市街地を、どのような街にしていったら良いのか、
その考えが無いままに、事業を進めても仕方がないなと思います。
では、どのような街を目指したらよいのか?
ということですが、私は思い切って中心市街地は、
「商店街」として生き残ることを止めてしまったほうが良いのでは、。
と、思います。
誤解を招かないように言っておきますが、
中心市街地に「商店」が必要ない、とは思いません。
しかし、昔のように食品、衣料、雑貨、家庭用品などの小売店が軒を並べるような
いわゆる「商店街」を再生するのは、今の時代では無理だと思うのです。
実際、そうした商店の多くは苦戦し、姿を消しています。
しかし、そうした中でも、独自性の高い商品を扱う店や、
評判の飲食店などは、しっかりと生き残っています。
美味しい和菓子の店、
路地裏のオシャレな喫茶店、
伝統的な品物を売るお店、
それぞれ思い浮かぶお店があるでしょう。
それらの店は、大型店やチェーン店では決してできない品揃えや空間を提示して、
しっかりと客をつかんでいるのです。
そうした店が生き残り、さらに増えていけば、
中心市街地の商業は、それだけでも十分だと思います。
では、それ以外の部分はどうするのか? についてですが、
私は、中心市街地は、「商業の街」カら「住みよい街」に変えていくべきだと思います。ここで言う「住みよい街」とは、
居住環境にすぐれた街、と言い換えても良いでしょう。
つまり、行政・教育・文化の中心地であるということです。
中心市街地は、すでに行政の中心地としての機能は持っています。
教育については、学校教育は行政に付随していますので、問題ないでしょう。
とすると、鍵になるのは、社会教育と文化の面、ということになります。
そしてそれは、鹿沼に優秀な人材を確保する鍵にもなるものです。
分かりやすく言うと、こういうことです。
現代の先端産業といえば、ハイテク産業や新しいサービス産業だと思います。
例えば、コンピューターソフトの開発者、医師、エンジニア、セラピスト、アーティスト、
デサイナー、シェフなどが考えられます。
そうした産業の育成には、優秀な人材の確保が重要ですが、
彼らは所得も高く、洗練されたライフスタイルや、高度なサービス、文化的な環境を望みます。
したがって、そうした才能ある人々が住みたくなるような街をつくる事を考えなければなりません。
それは、文化的な刺激に満ちた街であり、創造的な能力を発揮できる街ということになります。
また、これからは団塊世代の退職者が大量に発生します。
彼らが第二の人生を送る場所として、
文化的で居住環境の良い街を提示することで、
定住者を増やしていく事が出来るはずです。
「定年後に田舎に住みたい」という都会人は多いようですが、
東京などの大都会に住んだ人からみれば、
鹿沼の中心街は、立派な「田舎街」です。
そこが、ただの田舎街ではなく、
文化的な香りと、歴史や自然を感じさせる場所であれば、
十分アピールできると思います。
そして、文化的な街づくりの鍵は、
図書館とミュージアム(博物館・美術館)、そして文化会館だと思います。
この中で鹿沼市に無いのは博物館です。
「第5次総合計画」には、「まちなか歴史博物館」という構想が書かれていますが、
これの問題点については、項をあらためて書きたいと思います。
ともあれ、鹿沼の中心市街地は、その立地条件の良さを活かして、
もっと定住者を増やすようなまちづくりをするべきです。
歴史的なたたずまいがあり、
路地裏の文化が息づき、
オシャレなお店や、美味しいお店が点在する。
役所にも近く、情報も入りやすい。
文化的な刺激にも満ちている。
そして、少し足を伸ばせば素晴らしい自然環境がある。
東京へも宇都宮へもアクセスが良い。
どうですか?
住みたくなってきたでしょう?
そうした街をつくるために、ほかにどんな事が考えられるか
みんなで考えてみませんか?
アイデアはどんどん出てくると思います。
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